17期コンサル塾 塾生9名で、星野裕司指導員、山本敦子・鈴木康文副指導員のもと、実務実習に参加しました。実習先は、都内の鞄・アパレル 企画製造販売業の企業でした。11月12日の経営者インタビューから12月13日の報告会に至るまでの約1か月間で、事業調査報告書、経営革新計画を作成するというゴールに向かい、個性豊かなメンバーと濃密な時間を過ごすことができました。
現状分析も完了していないのにたびたび提言・提案の議論に脱線してしまう我々に、指導員から「まずは現状分析をしっかり行い、あるべき姿、問題・問題点を明確にし、課題を抽出する」という本質を外してはいけないことを何度も諭されました。また事業調査報告書は、経営者だけでなく金融機関の方も読むことを意識し、読み手がストレスなく理解できる文章でなければいけないことをご指導いただきました。幾度にもわたる書き直しの結果、報告会では経営者から「よく分析いただいている」「社員の大切さを再認識した」などのお言葉をいただけました。知識の活用は難しく感じましたが、塾での「学び」を実践し身に着ける大切さを学びました。この経験を今後の診断士活動にも活かしていきたいと思います。
（Writer:城南支部 佐古田 寛司）
