1月15日(土)、渋谷区商工会館において城南コンサル塾第9回講義が対面形式にて開催されました。今回の講義内容は販路開拓支援および業種別の診断実務がテーマです。

午前中にまず田川幸平講師より販路開拓にあたって陥りやすい誤解とそのアドバイス例、や支援ツールであるブラッシュアップシートの活用について講義いただきました。続いて小泉誠二講師より製造業診断の実務として中小製造業の現状や工場診断や事業を診るポイントを教えていただきました。午後は、髙田泰弘講師より飲食業における家賃比率やFL比率などの基礎知識や飲食業の現場改善の具体的手法などを学びました。次に塚平和実講師より小売業診断に必要となる基礎知識および店舗の品揃えや売場づくりなどに関する実践的ノウハウを学びました。いずれの講義も各分野の第一人者の先生よりノウハウが凝縮された実務に即した内容の講義をいただき、今後の診断活動に役に立つ非常に有益なものでした。

一連の講義の後は、定例の模擬講演が実施され、岩崎副部長より各人に対する講評をいただきました。最後に小黒顧問より中小企業支援業務を取り巻く環境変化やトピックスについての講話があり当日の講義が終了しました。今回も充実の一日でした。

(Writer:城南支部 北原 浩一郎)