第10期コンサル塾の第10回が、JR秋葉原駅の近くの「台東複合施設」で開講されました。
講義の内容を一部、ご紹介します。


09:30~ 「地域資源活用・農商工連携」支援のポイントと留意点(講師:高島利尚先生)

0.地域活性化に向けての高まり
現状と国の方針・施策

Ⅰ.地域資源活用プログラムと農商工連携の概要
1.地域資源活用プログラムの概要
地域資源とは/事業計画の評価基準/支援の成果・今後の見通し
2.農商工連携の概要
農商工連携とは/認定の基本要件/六次産業化との比較

Ⅱ.案件発掘から事業化に向けての手順とポイント
取組の流れ/案件発掘のポイント/事業計画策定/フォローアップ

Ⅲ.中小企業診断士等への期待
経営支援の基本/中小企業に喜ばれる診断士の能力・要件/診断士の日常活動のポイント


12:30~ ベンチャー企業の立ち上げ方

第一部 出版について(講師:総合法令出版㈱編集部 田所陽一氏)

1.総合法令出版㈱について
事業内容/ポリシー/過去のヒット作

2.昨今の出版事情
市場の環境変化/アマゾンやスマホの影響

3.出版実現まで
出版社へのアプローチ/通りやすい企画/企画が採用されやすくなる秘訣

第二部 クラウドソーシングによって激変する企業経営と働き方
(講師:㈱クラウドワークス 代表取締役 吉田浩一郎氏)

【クラウドソーシングについて】
1.社会の変化
2.新しい人材調達
3.受注側のメリット
4.まとめ

【1億の赤字と役員の離反で学んだこと】

起業までの経緯/様々な事業・苦悩の3年間(起業ネタ)
①単にお金儲けになっていた/②自分の強みに特化していなかった/③一つに集中していなかった/④仕組みがなかったから他人が持っていける/⑤自分一人でできる事は限られている/⑥読みにくい社名はやめよう
名誉やお金でなく新しい価値を!

【上場を通して学んだ企業に関する20のコト】
1.最初の事業は一つに絞る/2.成長市場を見つけるのは一般的に言って投資家のほうが優れている/3.胆力は捨てることで得られる/4.創業仲間とは信頼関係が無いと考えるほうがうまくいく/5.経営の3つの柱~①ミッション(存在意義)・②ビジョン(事業目標)・③バリュー(行動指針)/6.ユーザーが大量に増える前にすべきこと~①サービス開発時のリソースの半分は、管理画面に割くべき/6.ユーザーが大量に増える前にすべきこと~②ユーザーにとって100%善なサービス創りにこだわる/7.ユーザーが大量に増える前にすべきこと/8.投資を受けたら競走馬となる/9.投資額を生み出すための売上を想像してから使い始める/10.お金の調達から逆算した事業計画を足りなくなってから動いても遅い/11.成功者のアドバイスは100%正しいと考えるとうまくいく/12.成功者のアドバイスを最速で実行すると運気が向いてくる/13.……………


14:45~ 塾生による模擬講演(講評:宇野俊郎副塾長)

(各自5分の持ち時間で模擬講演を行い、講評を行いました。)


16:55~ 小売業支援現場で求められること(講師:塚平和美先生)

Ⅰ.小売店舗が求める支援
1.どのような小売店舗が支援を求めるのか
~中小で専門性または提案型を志向する小売店舗
2.どのような支援が求められるのか
~収益改善の方向と施策
Ⅱ.小売店舗に関する実践的知識
1.業種・業態ごとの特徴
①生鮮食品、惣菜販売店など/②衣料品店・雑貨店など/③専門店/④食品スーパーの特徴・定石
2.売場の構成要素
①店舗外観・②店頭の基本的構成・③売場の基本的構成
3.売場づくりの基本知識
①照明・②色彩・③陳列・④レイアウト・⑤売場の計数
4.POSシステム
ハードメリット・ソフトメリット
Ⅲ.お客様が商品を買う理由、買わない理由
1.支援現場ではシンプルな理論が有効
客単価の5つの要素に関するコンバージョンアプローチ
2.買う可能性を高くする・買わない可能性を低くする
ヒト(=お客様)の解剖学的または心理的側面、属性による特徴
3.中小小売店のPDCA
基本はお客様の行動を観察すること
Ⅳ.まとめ