6月11日(土)、第17期城南コンサル塾の「振り返りワークショップ」が、目黒 ホテルプリンセスガーデンにて開催されました。城南コンサル塾では、例年1泊2日の合宿がカリキュラムに組み込まれていますが、昨年9月に予定されていた17期の合宿は、コロナ緊急事態宣言の延長に伴いオンライン開催となったため、その代替イベントとして希望者の任意参加にて開催されました。

ワークショップは、コンサル塾運営スタッフの猪瀬記利会員による大変軽妙で活気あふれるファシリテーションのもと、ペアを組んでの対話、あるいはグループディスカッションにより、1年間にわたるコンサル塾での活動を時間軸で振り返っていくという形で進められました。

<当日のプログラム>
1. コンサル塾に入った目的は何だったか。それに対する気づきは何か。
2. コンサル塾で過ごした時間・成果のプラス面、マイナス面は何か。
3. コンサル塾の経験は、今の自分に対しどのような意味を持っているか。
4. 卒塾後の活動に向けたプラス面、マイナス面は何か。
5. 1年後の自分のイメージは。
6. そのイメージの実現に向けて、どのような最初の一歩を踏み出すか。

これら6つのセッションにより、1年前のコンサル塾の開始時、現在、そして未来の自分を考えていくという流れで、コンサル塾と自身について振り返りやディスカッションを行いました。

3月の卒塾までは、月々の課題をこなすのに精一杯で、コンサル塾を通じて自分自身がどう変化しているのか、あるいはコンサル塾の経験をどう活かしていくのか、といったことを考える余裕もありませんでした。3カ月のインターバルを置いて、改めてコンサル塾に参加した初心を思い出し、コンサル塾で過ごした時間を客観的に振り返ることができたのは、非常に有意義な機会となりました。特に、過去から現在へと振り返りを進めることで、その先にある1年後にありたい姿も、より具体的にイメージができたように思います。

私自身も、卒塾はしたものの、今後の活動の方向性をはっきりとは決められていませんでしたが、今回のワークショップを通じて、まずはありたい姿を具体的に描くことが、新たな道へと進む第一歩であると再認識することができました。参加した塾生も、各人さまざまな気づきがあった様子で、それぞれの思いを胸に17期生最後のイベントを締めくくることができました。

(Writer:城南支部 上野洋一郎)