17期コンサル塾同期6名で、まだ夏も盛りの8月21日から、晩秋を感じる10月26日まで約2か月間、岩崎彰吾指導員、納塚大副指導員のもと、実務実習に参加しました。今回の診断先企業は美容院でしたが、診断先から詳細な経営データを提供いただけたこと、また今回実習期間も比較的長く、美容院業界は参考資料が豊富なこともあり、メンバー協力して精力的に情報収集や分析を行いました。コロナもやや落ち着きを見せていたため、6回の会合を広めの会議室を借りて全てリアル開催し、議論を深められました。
一方、報告会間際には、各自の分担パートをひとつにまとめてみると、用語や文体が各人でかなり異なっていたり、目次や図表番号の自動生成機能に慣れていなかったこともあり、その調整でバタバタしてしまいました。何とか報告書をまとめ報告会に臨みましたが、最後に社長より「なかなか悪い点を指摘してくれる人がいないのでありがたい、今晩もう一度よく読みたい」と言葉を頂き、一同嬉しく感じることができました。美容院に馴染の薄い男性メンバーが多い中、紅一点の女性メンバーにお客様視点を教えてもらいながら、少しでも経営改善のお役に立ちたいという気持ちで実習に臨め、今後の診断士活動に向け大変貴重な経験を積むことができたと思います。
(Writer:城南支部 上野 洋一郎)