任意参加での実務実習に参加しました。昨年11月8日の事前準備から本年1月14日の報告会まで計6回のプログラムでした。実習先企業は、ゴルフ用品のデザイン提案と製造を請け負うODM企業です。塾長の星野指導員、尾上副指導員、秋山副指導員の下、10名の塾生が2班に分かれ、事業調査報告書と経営革新計画の作成に取り組みました。

一回のインタビューで必要なことを聞き尽くす入念な準備から、聞いた事を全て活かし尽くす分析、計画立案と構成表現力まで学べました。正に実戦でしか身に付かないプロコンサルタントに向けた脳内革命を体感できました。指導員のアドバイスを幾度となく反芻し、年末年始を挟み、時にはZOOM越しにメンバーと朝夜遅くまで議論を交わしました。その結果、最後には一体感とともに、全員が「自分で全て書き切った」気持ちになれました。

また、経営者の思いを理解し、その実現に知恵を絞ることの楽しさも実感できました。残念ながら1月8日の緊急事態宣言発令により、報告会は感染予防のため往訪人数を絞り、残るメンバーはZOOMでの参加となりました。2班から各々説明し、社長には経営の参考になると評価頂けました。今回の実務実習は、中小企業支援活動への取組み意欲が一層強くなる思い出深いものになりました。

(Writer:城南支部 柳瀬 達)