城南コンサル塾では、一定レベル以上のコンサルティングの実践的スキルを身につけるため任意参加の実務実習プログラムが用意されています。今年度第1回目の実務実習には、第15期城南コンサル塾生のうち5名が参加し、都内の介護事業所様に調査報告書の作成と報告を行いました。真夏の8月8日のヒアリングに始まり、初秋の9月24日の報告会まで約1カ月半の実習でした。
実習では、現状分析半ばで結論に急いでしまう我々に対し、指導員の宇野塾長、米山副指導員から、「正しく現状を把握することの重要性」や「現状分析の中から今後の取り組みを導き出すこと」を再三ご指導いただきました。このことは、調査報告書作成の講義でも「注意すべきこと」として強調して説明されていたことです。頭では分かっていても「行うは難し」であると実感した次第です。
今回の実習は、今後ますます社会的必要性が高まるであろう介護業界を知る良い機会になりました。
また、中小企業診断士として診断先企業様に向き合う姿勢を改めて見つめ直す機会にもなりました。今回の経験を活かし、今後の診断士活動に精進してまいりたいと思います。
(Writer:城南支部 神田憲司)