2月17日(日)、第14期城南コンサル塾の第10回講義が行われました。
午前は岩崎彰吾講師より「IT化支援」で診断士が果たせる役割と身に着けておくべき知識・スキルについての講義。IT導入による業務改善という中心的な領域での支援の手順を押さえた上で、ITを前提とした新しいビジネスモデルの構築も診断士に期待される領域として示されました。
午後は塾生の模擬講演から。「皆上手くなったなぁ」と感心しつつ記入する相互評価も今や手慣れたものです。
続いて中小企業庁東京都よろず支援拠点チーフ・コーディネーターの金綱潤講師より支援方針と事例のご説明。事業者の真の強みを創ろうとする講師の情熱と、成果にこだわった支援実態に「公的機関でそこまでするのか」と圧倒されました。自分も支援の輪に加わりたい、と目を輝かせた塾生たちは名刺交換にも熱が入ります。
そして今期最後の講義は日本政策金融公庫渋谷支店の相良和孝講師より国民生活事業の創業支援を中心としたご紹介。受験勉強で丸暗記していた融資制度がリアルな存在として実感でき、融資はこの方に相談すれば大丈夫と大いに勇気づけられました。
ノウハウだけでなくコンサルに必要な貴重な人脈も得られるのが当塾の素晴らしさです。本当に充実した一年間でした。
Writer: 黒田 浩介