9月8日(日)城南コンサル塾開塾25周年・再開15周年記念祝賀会が開催されました。城南コンサル塾第1期卒塾生から第20期現役塾生およびご来賓の皆様、総勢141名が式典・懇親会の会場であるアリスアクアガーデン品川に集いました。

第一部の式典では、東京都中小企業診断士協会 小黒光司顧問、城南支部 川居宗則支部長をはじめとするご来賓の方々からご祝辞をいただき、城南コンサル塾のヒストリー紹介、各期代表からの近況報告などが行われました。城南コンサル塾を立ち上げた杉本收初代塾長をはじめ、塾を発展させてきた先輩方の志を知る、良い機会となりました。また同協会宇野俊郎副会長からは『城南コンサル塾卒塾生が目指すべき未来の診断士像』と題したご講演をいただきました。診断士に求められる役割や機能は変化しており、我々診断士は不断のスキルアップが必要であることを改めて示して頂きました。また、診断士の地位を向上させていくためには、診断士協会によるPR活動だけでなく、我々診断士一人一人の日頃のコンサルティングの質や人間性にかかっており、信頼され評判を高めていくことが必要であることをご教授いただきました。国家資格である中小企業診断士として、国や都、区などの施策を理解したうえで、世の中のコンサルティングファームとは一線を画した中小企業支援を行う「コンサルティング業界におけるファーストペンギン」になれるよう精進したいと思います。

常に学びと気づきの機会を与えてくださる診断士協会、そしてコンサル塾への感謝は、協会の活動に積極的に参加し、城南の「恩送り」の精神で先輩診断士からの恩を後輩診断士の皆様に返していくことで現わしていきたいと思います。

第二部の懇親会では立食形式で美味しい料理とお酒を楽しみながら、卒塾期を超えた交流が図られました。卒塾生は、年齢、社会人として積み上げてきたキャリア、診断士としての業歴も異なりますが、城南コンサル塾のプログラムで学んだ共通の知見とスキルを持ち、塾の理念に共感し実践する者同士です。懇親会は今後も診断士として協働できる「つながり」をつくる貴重な出会いの場となりました。

最後に、周年記念誌を作成し、歴代の塾生が一同に会し開塾25周年を祝う機会をくださった事務局の皆様に感謝申し上げます。そして、この城南コンサル塾が今後も益々発展することを祈念するとともに、次の周年記念を皆様と共に祝えることを楽しみにしております。

(Writer:城南支部 大谷真樹子)