8月15日、16日の2日間、L stay & grow南砂町にて第22期城南コンサル塾の合宿が開催されました。基礎固めはここで一区切りとなり、以降はより実践的な内容へ移ります。ついていけるだろうかという不安を抱えつつ、一段成長したいという思いを胸に臨みました。
■1日目:事業計画と経営革新計画の策定支援
午前は星野副支部長より「事業計画策定の全体像」と「事業計画の策定支援の実務」をご講義いただきました。我々診断士の法的な位置づけを確認したうえで、企業経営における事業計画の重要性から、具体的な経営力向上計画の策定やローカルベンチマークの使い方まで、濃密な時間となりました。事業計画書は経営者の思いを可視化するためのツールであり、その作成の主体はあくまでも経営者自身であることから、診断士は寄り添い支える立場であることを改めて認識しました。
午後は岩崎塾長より「経営革新計画策定支援の実務」をご講義いただきました。グループワーク主体の本講義では、仮説立案から社長へのインタビュー、内容検証を経て、社長への提案までを一気通貫に体験しました。限られた時間内でグループの意見を集約する難しさに加え、短時間のインタビューで信頼関係を築き、経営者の思いをいかに引き出すかが問われる大変リアリティのある演習でした。この経験は今後の実務に活かせる大きな学びとなりました。

初日のカリキュラムを終えた後は、懇親会が行われました。22期コンサル塾も3回目を迎え、講師・スタッフの方々や塾生との交流が進み、チームワークが芽生え、親睦が一層深まったと感じられるひとときとなりました。
■2日目:創業支援の基礎から模擬講演まで
午前は志水副支部長より「創業支援の基礎スキル」をご講義いただきました。創業支援に関する心構えや基礎知識に加え、創業計画書をブラッシュアップするワークにも取り組みました。診断士が創業に関わる意義を改めて感じるとともに、相談に来られた方を「笑顔」にするという言葉が心に残りました。併せて、要点を絞って相手に届ける講義の組み立て自体が、我々の模擬講演の大いなる参考となりました。
続く「創業支援の実務」では創業社長よりご講話をいただきました。「DIYを心掛ける(必要なスキルを積み上げる)」とのお話から、創業支援とは我々が答えを渡すことではなく、経営者の情熱をリスペクトし、試行錯誤に伴走することなのだと感じました。
午後は白井会員・曽根会員より「事業調査報告書作成スキル②」をご講義いただきました。データを集めること自体が目的ではなく、「その資料で何が言いたいのか」を常に考えて資料を用いることの重要性を学びました。大変実践的で、今後すぐに活かせる内容でした。
締めくくりは「模擬講演」です。各自が前回からブラッシュアップした内容を発表し、岩崎塾長の講評をもって全講義を終えました。他の塾生の発表は、自分の講演内容を客観的に見直す価値ある教材になりました。
インプットとアウトプットを繰り返す、大変充実した2日間でした。ここで得たものを実務実習と診断士活動に活かし、選ばれる経営コンサルタントに近づきたいと思います。

(Writer:城南支部 伊原英一)