6月12日(土)、第16期城南コンサル塾の第10回講義が行われました。第16期も残すところ7月のプレゼンコンペと卒塾式のみとなり、宇野俊郎講師による事業再生に関する講義が実質的な最終講義となりました。

午前中は事業再生についてのインプット講義で、事業再生支援の大枠を掴む事を目的に、銀行との交渉や事業DDの基礎について学びました。事業再生の経験が豊富な宇野講師による講義は具体例を交えた臨場感ある講義であり、事業再生支援の厳しさや、その先にある達成感など実際の事業再生の現場を垣間見る事ができるものでした。機会があればより長く、更に詳細を聞きたいと思いました。

午後からはチーム毎にブレイクアウトルームに分かれて課題事例の事業再生計画について議論しました。事前課題として出されたワークシートを全員がしっかりと取り組んでいたため、短時間でも有意義な議論をする事ができました。各チーム、一定の妥当性ある事業再生計画を導き出す事ができ、1年間コンサル塾で学んできた成果を発揮できた最終ワークとなりました。城南支部長でもある宇野講師の事業再生に関する講義は第16期城南コンサル塾の最終回を飾るに相応しい講義であり、多くの学びと気付きを得る事ができました。

(Writer:城南支部 山口 哲也)