2月19日(土)、Zoomによるオンライン形式で、第10回講義が開催されました。

午前は、岩崎講師より「中小企業診断士が行うIT化支援の実務」について講義をいただきました。ITベンダー勤務や診断現場のご経験に基づき、IT化支援の分野で活躍するためのノウハウをお話いただきました。続いて、東京商工会議所課長・安部講師より「東京商工会議所が行う中小企業の支援策」の講義をいただきました。支援策の紹介のみならず、「事業者のために役立ちたい、専門家に向かい合いたい」との思いから、自ら社会保険労務士を取得されたエピソードなど、人間味あふれるお話をいただきました。午後は、日本政策金融公庫課長・山田講師から「融資の審査ポイント」について講義をいただきました。設備資金は考えているが運転資金は考えていない事業者が多いなど、現場ならではのお話をいただきました。続いて行われた今期最後の模擬講演では、岩崎副部長から、自分のセミナーを通じて受講者にどうなって欲しいかなどの講評をいただきました。

最後に星野部長より、今期の講義終了にあたり、3月のプレゼンコンペで1年間の頑張りを見せて欲しい、今後もコンサル塾で学んだことを実践して欲しいとの激励をいただきました。塾生は身が引き締まる思いで、お話を聴講していました。

(Writer:城南支部 松崎 貴史)