2月7日(日)から3月30日(火)にかけて実施された実務実習プログラムに、同期4名と共に参加しました。実習先企業は、損害保険に関わるサービスや不動産売買等、多角的に事業展開されている企業です。遠藤指導員、白井副指導員の指導の下、昨年12月から事前準備に取り掛かり、数回のミーティングを重ねて経営者インタビューに臨みました。緊急事態宣言により、経営者インタビューをオンラインで行うことになり、メンバー一同戸惑いを隠しきれませんでしたが、経営者に加え、従業員の方々へも無事インタビューを終えることが出来ました。

インタビュー後も、オフラインとオンラインのミーティングを度々開催し、締切ギリギリまで全員が頭脳をフル回転させ、議論を重ねました。時には、議論の方向性を見失いそうになりましたが、指導員より「事実と推論の繰り返し」を重ねるよう要所要所で的確なアドバイスをいただき、調査報告書を完成させることができました。調査報告書を手にした経営者より、「これから何度も読み返します!」との有難い言葉をいただいた時は、我々の頑張りが報われた一瞬でもありました。

経験豊富な指導員に支えられながら、キャラクター豊富なメンバー一同が、「実習先企業の役に立つんだ!」との熱い想いで取り組み、共に学びと気づきを得た約3か月は、我々の人生の貴重な一コマになったことは言うまでもありません。そして、診断士として更なる発展を心に誓いました。

(Writer:城南支部 金子 真一)