城南コンサル塾の第9回目は1月18日(土)に霙交じりの中開催されました。冒頭、小黒顧問から中小企業の倒産や廃業による社会的損失に向きあうにあたって、診断士としての心構えお話をいただきました。

午前中は、中小機構関東プロジェクトマネージャー(販路開拓)田川幸平様による「販路開拓コーディネーターの実務」について。

中小企業にとって難問である新製品の販路開拓支援についてのお話。経営者のとにかく早く、簡単に売りたいという要望に対して、「売れるしくみづくりを作る事こそが大切。その為の販路開拓コーディネーター」を、自らの豊富な経験を交えながらお話いただきました。

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午後からは、恒例の模擬講演に続いて、米山淳子講師による「セミナーの技法とプレゼン」講義。多くの気づきやヒントを与えられると同時に、90分間、その場をコントロールする力に、まだまだ自分たちが力不足であることを痛感させられました。

最後は、東京商工会議所BSD(東京南)課長豊留秀一様から「東京商工会議所が行う中小企業の支援策」と題して講演をいただきました。商工会議所の経営相談員が望む中小企業診断士像や、どんな方法で探すのか等、本音を交えながら講演いただきました。診断士にとっての販路開拓先でもある支援機関の実態を聞くことができた1日となりました。

(Writer:竹本 正人)