2 月18日(日)、中小企業・小規模事業者支援専門家養成講座(通称:城南コンサル塾)の第10回の講義が開催されました。

午前は、小黒副会長より「事業承継支援入門」というテーマで、事業承継の現状や中小企業診断士の営業活動についてご講義頂きました。特に営業の方法については具体的なお話しをお伺いでき、仕事を獲得するという観点では示唆に富む実践的な内容でした。

午後は、「事業承継支援の実務」について岸田先生より、事業承継のフレームワークに基づいた後継者別の課題・解決策や事業承継税制の概要と改正(予定)のポイントなどをご講義頂きました。

その後の模擬講演は、特にデリバリー面について安部副部長より具体的なアドバイスを頂きました。そして当養成講座の最終講義は、松井副支部長による「セミナーの技法とプレゼン②」でした。

「講師は常に聞き手側の関心に配慮した講義をしなければ、単なる情報提供で終わってしまう。」という趣旨の内容を理論的に、かつ経験談も交えてお話しを頂きました。

当養成講座の受講を通して感じるのは極めて実務的であるという点です。今までご教授頂いた内容を自分なりに今後の診断士活動に活かしていきたいと思います。

 

(Writer:大野 順弘)