去る10月3日（月）、コンサル塾にて大田区東糀谷の「OTAテクノCORE」を見学しました。
同施設は、大田区10か年基本計画「おおた未来プラン10年」で、10年後の目指す姿に掲げている「高付加価値を生み出すものづくり産業の集積地」を具現化するために、平成24年6月に開設された工場アパートです。JR蒲田駅からバスに揺られること20分、大田区ならではの工場街の一角に所在します。
全2時間の行程のうち、前半は大田区産業振興協会で地域産業プロモーションを担当されている橋本圭一様より、施設をご案内いただきました。参加者一同、施設の存在意義や大田区の「ものづくり」の可能性に胸を打たれ、質疑応答では活発に発言が飛び交いました。
後半は同施設に入居する株式会社リプス・ワークスの代表取締役COO井ノ原忠彦様より、事業についてうかがうとともに、工場内を見学させていただきました。同社は日本で唯一レーザー加工機による微細加工に特化した会社とのことで、日本中から多くの引き合いがあるそうです。レーザー加工された美しい金属片をご紹介される井ノ原様の熱心な眼差しに、わが国が世界に誇れる「ものづくり」の真髄を見たような気がしました。
多忙な中、ご対応くださった関係者の皆さまに感謝するとともに、今後の診断活動に活かそうと考えています。
（Writer：松本 真也）
