7月15日(土)、中小企業・小規模事業者支援専門家養成講座(通称:城南コンサル塾)の第2回の講義が開催されました。事前に模擬講演のための課題を何とか提出し、緊張の中、いよいよ本格的に伴走型支援のノウハウを習得し、現場対応に活かすための実践的な訓練が始まりました。

最初に「伴走型可視化訓練」のテーマで、松井副支部長より、事業者様の思考を整理し、気づきを与えて行動に結びつけるための可視化技術について講義を頂いた後、飲食チェーンに寄せられた“お客様の声”を題材にした「構造化演習」、続いて、事業者役とコンサル役が対話し、同じ画面を見ながら課題を整理する「ロールプレイングによる可視化訓練」を行いました。見える化、言語化、構造化の技法を用いて、経営者に“問題の本質を捉える手助けができる存在”として認められることが、伴走型支援の第一歩と理解しました。

終盤は、受講生にとって初めての模擬講演。一人4分の持ち時間で、2時間想定の創業セミナーの一部を披露し、評価シートによる相互フィードバック(愛のプレゼント)のほか、宇野部長からはレッスンプランの重要性や話の展開方法などについて、一人ひとりに講評を頂きました。

(Writer:太田 由香)