城南支部で運営する城南コンサル塾において、第3回目となる実務実習が行われました。

今回の実務実習では、創立20年を迎えた飲料機器のメンテナンス事業を行う企業様にご協力を頂き、宇野先生、星野先生のご指導の下、コンサル塾塾生7名により対象企業の現状分析と今後の成長戦略立案をテーマとして取り組みました。

初回のインタビューでは、先方の社長と専務がご対応下さり、社長には創業からこれまでの沿革や、マーケットの展望、今後の事業展開などについて、専務には業務面や、管理面についてのお話を伺いました。
その後、実習生による4回の打ち合わせでは、初回インタビューの内容を踏まえて①外部環境及び内部環境の分析、②今後の成長戦略の方向性検討、③成長戦略に基づいた課題の洗い出しと提言内容の策定、の流れで進めてまいりました。
特に成長戦略の検討段階において、各戦略の評価に時間を要しましたが、時間をかけ深い議論を重ねた事で意識が纏まり、その後の議論はスムーズに進むことができました。
また、1月23日に開催された報告会では、実習生からの報告内容に対し、社長・専務からは鋭いご意見やご質問を頂きつつも、最後には暖かい感謝のお言葉を頂き終了しました。

今回の実務実習では、当該事業に関する理解を深めることが出来たと共に、指導員の先生方並びに実習生の皆様と活発な意見交換が出来、非常に実りのある実習となりました。
ご協力頂いた企業様のこれからの益々のご発展を祈念しつつ、今回の報告の締めとさせて頂きます。

(Writer:小塚 達也)